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教科別攻略~国語①~

こんにちは。OK schoolの山田です。

先週入学式が行われ、塾でも新しい制服を着た学生を見ます。
これから新しい環境になって希望や不安で一杯でしょうが、素晴らしい1年になるといいですね!

今回は生徒からも良く質問を受ける「国語の学習」について、生徒にも指導していることを共有したいと思います。
「小学校まではあまり苦にしてなかったのに、中学・高校になると急に難しくなった。」
「国語はセンス。勉強のやりようがない。」
こういった言葉をよく聞きます。確かに国語は勉強の成果が出にくいとは思いますが、昨今の入試問題では読解力を要求されるものが多く、文章を正確に読み取れるかは死活問題かと思います。
しかし、勉強の意識を変えれば効果は表れるはずなので、興味のある方は参考にしてください。今回は論説文編です。

①普段から国語の勉強をする
ありがちな意見として、「日本語なんだから勉強しても変わらない」というものです。しかし、学年が上がるごとに文章の抽象度も上がり内容が読み取りにくい文章になるのだから、勉強しないとその難易度に追いつかないのは当然です。
しかも一朝一夕で身につくものではないので、国語こそ普段の学習が必要不可欠です。まずは書店で参考書を購入し、問題演習をする癖をつけましょう。
ただし、ただ問題を解くだけでは効果は薄いので、次のようなことに注意してみましょう。

②文章全体の内容を捉え要約できるようにする
面倒くさいからといって「傍線の付近だけ読む」、ではいつまでも国語の力は伸びません。文章全体を読んで、筆者の言いたい事(主張)を捉えることが大切です。文章を読み終えたら自分の言葉で200字くらいにまとめてみましょう。
最初は面倒に感じるし効率が悪いと思うかもしれませんが、楽して勉強できるようになるはずないので、根気よく継続することが大切です。

③設問を正しく読む癖をつける
そもそも問われている内容が理解できないと解答することもできません。その意味で設問は、答えを導いてくれるヒントになっています。設問を正しく読みとり、聞かれていることを理解できれば正解にも近づくはずです。

④文章中の言い換えを探す
「文章の中に答え書いてあるからよく探しな。」と言われることも多いでしょう。平易な文章ですと直接的な言葉で書かれていることが多いので見つけやすいですが、難しくなると答えに該当する部分は別の言葉で言い換えされていることが多いです。
言い換えの箇所を見つけられるようになると、文章で繰り返し述べられていること、つまり筆者の言いたい事につながることが多いです。普段の学習ではこの点も意識すると良いでしょう。

⑤漢字、語句などなどの知識をつける
これが大前提です。語彙力を上げないと文章は読めるようになりません。現状で満足せずに、あらゆる知識を身につけましょう。

以上が簡単な国語の勉強についてのアドバイスです。ここに書ききれないことも多々あるので、もっと詳しく知りたい人は塾までお問い合わせください。
よろしかったら参考にしてください!!

お問い合わせ – 少人数個別指導塾 OK school (ok-school.jp)